監督(指導者)に求められるもの~責任について~

タマペディア

野球(組織)には監督やキャプテン、各リーダーなど、みんなの代表となる人が存在します。

野球の中で一番責任のある人が監督であります。

良い監督、良くない監督、信頼のある監督、無い監督などはどういった差があるのでしょうか。

僕は副キャプテンや各分野のリーダーをいくつか務めたことがあります。その経験と今思うことをお話していきます。

監督(リーダー)の役割

いきなりですが、結論から入ります。

監督(リーダー)に求められる重大なことは「説明責任」です。

よく選手が監督に不満を持つことがあります。

・選手の起用方法

・采配

・練習メニュー

・指導内容 など

これらの原因は大きく分けて2つあります。

説明不足からくる不満

一つ目が、今回の結論である「説明不足」です。ほとんどの原因がこれにあたります。

説明をしていないだけなのか、できないのか。後者の説明ができないケースもかなり多く見られます。

例えば、試合のサインでエンドランが出ました。

これに対して選手たちは「なんであそこでエンドランを出したん?絶対バントで送った方が良かったやん!」とか「なんでピッチャー代えたん!」など選手を含め周りから納得のいかない不満な声が聞かれたとします。(これはよくあるケースです)

この場合采配を出した監督には説明責任があります。良くない監督は「俺が出した采配に文句があるんか!!」や「監督としての勘や!」などで片づけてしまい納得のいく説明をしないことです。

環境づくり

二つ目が、環境づくりを怠っていることです。

チームの最高責任者はあくまでも監督です。その監督に信頼がないまま試合をしても勝てる可能性が低いとは思いませんか?選手は監督の采配(指示)通りに進行していくのがセオリーです。

監督の采配を無視していてはチームとして機能しません。だから監督は一つの采配(指示)にとても責任がのしかかってきます。

普段から監督の意図を選手たちに浸透させる環境づくりが必要になります。

そのためにはコミュニケーションを図りそして一つの一つのアクションに対して説明していくことです。また、選手は監督に対して意見を言いづらいものです。選手たちの「なぜ?」という部分を言いやすくする環境づくりも大切になります。

野球には必ず成功するということはあり得ません。答えがあるならみんなうまくいっています。

各監督によって「色」(考え方)というものが必ずあります。選手に信頼される監督になるためには知識や勉強、実践、行動力が大切だと思います。

選手に納得のできる説明をすることが一番大切だと思います。

経験談

僕は高校生の時、キャッチャーを守り、大学の時は副キャプテンと投手リーダーを務めました。

どちらも選手間で任せられたポジションになります。その時に感じたこと、大事にしていたことをお話しします。

キャッチャーというポジション

高校の時キャッチャーをしていて、守備に関しては任せられていました。

キャッチャーはサインや指示を出すポジションです。

配球や守備位置、試合進行の考えを主にサインやジェスチャー、声を出して指示していきます。この時、一球一球の配球に根拠を持ち、「なぜそうしたのか」という説明ができないといけません。

守備位置の指示も同様です。「なんとなく」「考え無し」などの説明ではこのポジションは務まりません。僕は初め全くできませんでした。その時とても責任の重いポジションだと感じ、このままではいけないと思いました。

それから本を読んだり、人に聞いたりしてとにかく勉強しました。そして自分なりの考えをしっかりと持ち実践していきました。

「考えながらやる」ということで反省することができ、自分の知識と経験に蓄積されていきます。「ただやる」というのは全く成長につながりません。

投手リーダーを務めた経験

大学では投手リーダーを務め、その時に僕の役割としては投手陣のレベルアップでした。

全体練習の中の限られた時間でどうレベルアップしていくのかを考えました。

主に二つ力を入れました。

1つ目が、ブルペンでの投球練習です。

どういった意識でどんな内容の投球練習をしていくのかを一人一人考えるように指示しました。

選手には投球練習の内容を説明できるように求め、改善と実行を繰り返しレベルアップを図りました。

意図を持つことにより格段と成長した投手が何人もいました。

2つ目が、トレーニング内容です。

トレーニングは量をこなすだけでは身につきません。逆にやりすぎると筋肉量が減ったり、基礎体力が減るなどのマイナスになることもあります。

また、間違ったトレーニングを続けることにより、必要のない筋肉や、体力、技術などが体に身につき、上手くなるどころか、下手になることもあります。

効率よく自分に合ったトレーニングを知り、行うことが大切です。

全体練習でのトレーニングでは全員最低限、絶対必要なトレーニングを行うことを意識しました。

トレーニングはきついものです。時にはものすごく追い込むことも必要です。

走ることが苦手な者もいれば、筋力系トレーニングが苦手な人もいます。

みんな自分が苦手なことはしたくないものです。

そこに意味が感じられないトレーニングをすればなおさら不満が高まります。「こんな練習をしていても意味がない」「しんどいだけ」「やる気が出ない。」などの声が挙がります。

僕はみんなにトレーニングメニュー一つ一つの意味や意図を毎回伝えていました。

シーズンとオフシーズンに行うトレーニングは違ってきます。目標としている大会に向けて今行うべきトレーニングを実践していくことなど、内容を明確にし、説明していくことが大切です。

レベルアップが目的なので、達成できなければ意味がないことをしっかりと伝えていくことが大切です。

そうすれば選手たちの向上心も上がり、チームのレベルアップにつながっていきます。

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