バッテリー必見の野球講座!配球の基本を学ぼう~ボールカウント編~

ピッチング

以前ピッチングの組み立て方について記事を書きましたが、内容を簡単にまとめると、

・ピッチングの組み立てにはリードと配球が必要。

・点を与えないためにはピッチングを組み立てていかなければならない。

・リードとは実践的な思考、配球とはセオリーという違いがある。

・配球とはリードしていく上での一つの要素、考え方という位置づけ。(リードの中に配球がある)

・リードとは答えのない戦略であり、まずは配球をしっかりと覚える。

・リードと配球の違いを把握しましょう。

このように、リードしていく上で配球をしっかりと理解していく必要があります。

配球も奥が深くいくつもの要素を組み合わせていかなければなりません。

まずはひとつひとつ分解して覚えていけばわかりやすいかと思います。

今回は初めに覚えておくべきこととして「ボールカウント(カウント)」についてお話したいと思います。

※この記事を読む前にまずは「ピッチングの組み立て方~まずはリードと配球の違いについて知ろう!~」を読んで理解していただくとわかりやすいと思います。

ボールカウントから考える配球

野球の中でストライク・ボールの組み合わせは全部で12パターンあります。

内訳としては、

・投手有利カウント

「0ボール1ストライク」「0ボール2ストライク」「1ボール2ストライク」「2ボール2ストライク」の4パターン。

・打者有利カウント(バッティングカウント)

「1ボール0ストライク」「2ボール0ストライク」「3ボール0ストライク」「2ボール1ストライク」「3ボール1ストライク」の5パターン。

・平行カウント(投手・打者互角のカウント)

「0ボール0ストライク(初級」「1ボール1ストライク」「3ボール2ストライク」の3パターン。

ボールカウントは上記の3種類に分けられます。

ボールカウントからの配球の考えでは、どのカウントで打ち取りたいかを考えることから始まります。

そしてその中でまずバッテリーが考えることは、投手有利カウントを作るのが鉄則になります。

逆にバッティングカウントにもっていかないことが大切になります。

投手有利カウントを作る理由

投手有利カウントを作る一番の理由が「心理」にあります。

次の一球がどういった精神状態で投げることができるかに大きく影響してきます。

もちろんストライクゾーンはどのカウントでも変わりません。

しかし投手有利カウントでは次の一球は厳しい所を狙うことができたり、ボール球を投げても良い状況にあります。→思い切って腕を振ることができる、攻めていける、ボール球を使うことができる余裕が生まれる。→良い結果が生まれる確率が上がります。

逆に打者有利カウントでは次の一球をストライクゾーンで勝負しないといけないという心理になります。→ストライクを取らないといけないという心理から腕が振れない、置きにいってしまう。→甘いコースにいきやすい、力が無いボールになる確率が上がります。

打者目線からすると逆の心理状態になる可能性が生まれます。

投手有利カウントの作り方

カウントの作り方として、初球(初めに投げる球)、間に投げる球、決め球(最後に投げる球)の3種類があります。

この3つの組み合わせのプランを立てることが大切です。

・初球で抑えたい

・初球→決め球(2球目で抑えたい)

・初球→間の球→決め球

その中で投手にとって最も大事なカウントは初球と決め球(最後の打ち取る球)です。

初球に関して

投げた結果次第で投手有利カウントかバッティングカウントが決まるからです。

仮にボール球から入ると「1ボール0ストライク」でバッティングカウントになってしまいます。

そうすると次の球はストライクが欲しいカウントになり、甘い球になる確率が上がります。

打者は空振り、ファールでも問題ない状況なので、フルスイングできます。

ということは、投手有利カウントを作るために初球は基本的にストライクを取っていかなければなりません。

打者からすると初球はバッティングカウントと捉えることもできます。

投手心理からすると初球は安易にストライクを取りに行くと打ちやすい球となり、厳しいコースを狙うとボール球になる可能性があるため、とても難しく重要なカウントになります。

※初球の入り方に関しては別記事で詳しく書きたいと思います。

決め球(最後に投げる球)に関して

配球の考え方として、基本的には最後にどの球(球種、コース、高低、ストライクゾーン、ボール球)で打ち取るのかを先に選択します。

それによりカウントを組み立てていきます。打ち取る球をイメージできていなければカウントを作っていくことはできません。

決め球は一番に投手の得意な球を選択します。その次に打者の苦手な球を選択します。

投手は打者の得意ゾーンも見ていかなければなりません。

例えば、決め球をアウトコースのストレートで見逃し三振を狙うとします。

三振なので最低3球は投げなければなりません。

全ての球をアウトコースにストレートを投げてしまうと打者も目が慣れて、打ち取る可能性が低くなります。

インコースを見せることや、高めを見せることも必要になってくるということです。

投手有利のカウントを作る

上記のことを踏まえた上で、ストライクカウントを作っていくには3つパターンがあります。

1:空振り

2:見逃し

3:ファール

全球ストライクゾーンギリギリに投げるのは不可能なので、この3つのパターンから稼いでいきます。

●少し甘い球でもキレのある球ならファールになる可能性が高くなります。

●ボールの見極めができていない打者にはストライクからボールになる球で空振りを誘えます。

●バッターが狙っていない球は見逃しを狙うことができます。

この組み合わせでストライクカウントを作っていきましょう。

さいごに

今回はボールカウントの観点のみに絞りお話をしました。配球はバッティングフォームや、ランナーの状況、ピッチャーの性質など様々な要素を総合的に組み合わせて考えます。

また、前回お話ししたように配球はあくまでリードの中の一部だと理解していただきたいです。

まずは色々なパターンを分解して学んでいくことが大切だと思います。

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