バッティング論~全ての打者に共通するトップの位置の重要性~

バッティング

※「トップの位置で止まれ!」「トップを決めろ!」「トップを崩すな!」

トップの位置を指導するにあたってこの3つの言葉をよく耳にします。

なぜこのような言葉を使うのか?トップの位置とはどの位置を指すのか?

では今回は「トップの位置」について説明していきます。

トップの位置とは

まず絶対に理解していただきたいのが「トップの位置」とは、打撃動作の際にバットを持っている手が身体から一番離れた場所を指すということです。

当たり前のことを言っていると思う方もいらっしゃるでしょうが、この説明ができないとバッティングを指導することはできません。

※トップの位置指導時の3大文句は正しいのか?

①トップの位置で止まれ→間違いです

●先述の通り、トップの位置とは手が身体から一番離れた場所を指します。

重量物をもつ時は体の中心で持ちますよね?ボウリングが良い例です。

そして身体から離れれば離れるほど重くなり腕に力をいれる必要があります。

つまり「トップの位置で止まる」ということは腕に力が入った状態でボールを待つということになります。

そうなってしまうと力んだスイングになってしまいヘッドが走らない原因となります。

②トップを決めろ→使用者の解釈次第です。間違いであり正解でもあります。

決める=止める。と解釈している人は①で説明した通りなので間違いです。

自分のトップの位置を理解するという点では正解です。

③トップを崩すな→正解です

中学以上になると変化球が追加されますので、当然狙い球が外れることが出てきます。しかしタイミングがずれてもトップを崩さなければ対応できる幅は増えます。

この説明に矛盾していると感じた方もいるのではないでしょうか?

「トップを崩さない」というのは「止める」とは違います。

ある程度トップの位置を維持するということは間違いありませんが、止まるのではなく小さい動きで粘るという表現が合っていると思います。

トップは一瞬

当然ですが、バットを持っているのは「手」です。手が止まる(固まる)とバットは扱いにくくなります。つまり手には遊び(余裕)が必要なのです。

先述しましたが、身体から一番離れた場所で止まると手に力が入り遊びがなくなってしまいます。

なので静→動ではなく、動→動がバットを上手く扱えるポイントになります。

トップの位置に向かって手を動かすのではなく、タイミングに合わせてトップの位置を通過する動きを意識すると良いと思います。

トップに入るタイミング

トップに入るタイミングは人それぞれですが、動→動を理想とした場合、前足を踏み出したと同時にトップに入ることをお薦めします。

投球モーションをイメージしてもらいたいのですが、利き手を振り上げたままモーションに入ることはないですよね。ほとんどの人が前足を踏み込んだと同時に利き手を上げてくると思います。

これと同様の作用だと思っていただければ分かりやすいと思います。

先にトップを作ってしまうと、どうしても前足を踏み込んだ時に上体が一緒についてきてしまいます。

そうなってしまうと※「割れ」の姿勢を作ることができず、上体が突っ込んだ形になってしまいます。

そうなってしまうと、ボールとの距離を自ら縮めることとなり体感スピードが上がってしまいます。

それがいわゆる「体の開き」につながります。

※「割れ」については別記事として投稿しようと思います。

まとめ

この記事では、動→動を理想とした内容となっていますが、当然のことながら人それぞれ自分に合う形があります。現段階で自分のベストの形が完成していない、もしくはこれから作っていくという方は是非参考にしていただけたらと思います。

文章だけでは分かりづらいかたもいらっしゃると思いますので、後日動画の方で改めて解説させていただきます。

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