組織から学ぶ意思決定方式〜ボトムアップ〜

タマペディア

野球とは団体競技です。チームであり組織で行うスポーツです。

個人競技とは違い多数の選手が同じ目的に向かわなければなりません。

しかし、人にはそれぞれの考えがあり、中には同じチームでありながら周りとは逆の思考を持ってしまう選手もいます。

こうなってしまうとチームとして成立しなくなります。

全員を同じ方向に向かわせる、同じ思考を持たせる、思考を共有させる。

指導者の方はこの難しさが痛いほど分かると思いますが、タイトルにもしているボトムアップ方式を用いることでチームがまとまりやすくなります。

組織の意思決定方式

①トップダウン

②ボトムアップ

●トップダウンとは組織におけるトップ、会社で言うところの社長からの指示を下に降ろし、その指示に従い業務を遂行すること。

野球に置き換えれば監督の指示により試合、練習をすることとなります。

●ボトムアップとは会社で言うところの従業員、野球に置き換えると選手同士でアイデアを出し合い監督へ提案することです。

みんなで考えることの大切さ

トップダウンのように上から下への意思伝達になると、個人の意思に関係なく指示に従わなくてはなりません。

上からの指示の意図を理解しないままに行動してしまうこともあると思います。

指示を待つ「受け身」の姿勢がそのような事態を招きます。

まずは、この「受け身」の姿勢を取り除く作業が大切です。

これに適しているのがボトムアップです。選手それぞれが自らの考えや案を出し合い最も適している事案を選手間で選択。

当然最終決定は監督になりますが全否定せず、内容に物足りなさを感じれば付け加えて、逆に選手に提案する。

選手の発想が監督の方針と真逆を行くようなら「自分はこうしたい!だからこれを上手く進めるために考えてほしい」と予め題目を与えて選手に考えてもらうようにしましょう。

何より大切なのは「選手自身が考える」ということです。

人間は不思議なもので、他人から言われたことを忘れても自分が考えたことというのは憶えています。

そして自ら考え意見することで責任感も生まれます。このような責任感が表れてくるとチームが自然とまとまってきます。

更に自分以外の選手がどういう思考でプレイしているかの確認、意思の共有にもなり、自分が気付かなかった意見が出た時には自身のアップデートにも繋がります。

モチベーション向上

自分達の考えた事案が採用されれば自然とモチベーションが上がります。

「次はどんなことを考えよう」と思考がプラスに働きます。

採用されたものの良い結果が出なかった場合にも「どうすれば良い結果が生まれるのか」と再度思考を練り直すようになります。

環境作り

まずは選手が意見できる環境作りが必須です。

全否定してしまうと「結局何を言っても自分達の意見は通らない」と思考を諦めることに繋がります。

まとめ

基本的には監督の指示に従うのですが、指示の経緯、過程、理由、をより深く理解できるのもボトムアップだと思います。

監督自身の思考を選手にぶつけるより、選手の意見に監督の思考をプラスする方が間違いなく意思は伝わりやすいです。

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