声の掛け方〜ポジティブな言葉を選ぼう〜

タマペディア

私は野球教室という活動を始めてから、生徒の成果を確認するために少年野球(学童野球)の試合を観戦する機会が多くなりました。

そんな中で毎試合共通して気になるポイントがあります。それは声の掛け方です。

特にベンチに居る監督からの声掛けの内容には、私には信じ難いものもあります。

何を求めて言っているのか、何を期待して言っているのか、時には耳を疑ってしまうような言葉を掛けている方もいます。

声を掛けるという行為そのものは非常に重要ではありますが、内容次第で逆効果になることもあります。今回はそんな声掛けについて説明していきます。

声掛けの目的

①発破をかける

②気持ちを鼓舞させる

③気持ちを落ち着かせる

ザックリですが声掛けの目的は上記の3パターンです。

この目的を明確にしていれば間違った声を掛けることはありません。

目的のない声掛けは誰にも伝わることはありません。そして、この3パターンに当てはまらないものは誰の為にもなりません。

人を困らせる、惑わせる、おとしめる、といった無意味な声掛けです。

気持ちのコントロール

上記3パターンの声掛けというのは、声を掛ける相手の気持ちをコントロールしようとしていることが分かると思います。つまり相手の気持ちがベストの状態ではないことを意味します。

①自ら動けない

②気持ちが下向き

③慌てている、焦っている

このような状態の選手には声を掛けて気持ちをコントロールしてあげなければなりません。

声を掛けられる当人というのは自分で自分の気持ちを理解しておらず視野を広く持てていません。おそらく経験している方は多いはずです。

そんな時に必要なのが第三者の声掛けです。目的を持って目的に沿った声を掛けてあげましょう。

間違った声掛け

先述したように、少年野球ではベンチから間違った声掛けをする指導者が多々見受けられます。

自チームの攻撃中、空振りをした際に「そんな球を振るな」「どこ振ってるんだ」、、、etc

自チーム守備中では「ちゃんと捕れ」「ちゃんと投げろ」高めのストライクを投げた際には「そんな球いらない」「低めに投げろ」制球が定まらないピッチャーに「際どい所に投げろ」といった具体的ではなく、肯定もなしに選手を追い込むような声が目立ちます。

基本的に監督、指導者の声掛けは選手のベストパフォーマンスを引き出す為の1つのアイテムだと捉えなければなりません。

声掛けというのは、相手の為に行うものであり、自分の気持ちを発散させたり投げつけたりする行為は間違っています。この類の声掛けには目的が伴っていませんよね。

ポジティブな声掛け

どんな声を掛ければいいか分からない時は、その場面で自分がどんな声を掛けてもらったら嬉しいか、頼りになるかを考えましょう。

空振りした時に「そんな球振るな」「どこ振ってるんだ」と言われるよりも「ナイススイング」「狙い球を絞れば絶対打てるよ」と言われた方が気持ち良いですよね。

言い方を少し変えるだけで結果が大きく変わることもあります。必要な時に必要な言葉を選んで発するようにしましょう。

惰性の声掛け

野球あるあるですが、ピッチャーの調子がよくない時に「ピッチ楽に」「打たしていこう」と言ったこと、聞いたことがあると思います。

この言葉に意味があると思いますか?ピッチャーからすれば「そんなこと言われなくても分かってる」と神経を逆撫でされているような感覚になります。

ただ単に定型文のような言葉を投げかける。ではありませんね。独り言と化すような惰性の声掛けは全く必要ありません。しつこいようですが、声掛けは必要な時に必要な言葉を選びましょう。

まとめ

声掛けとは基本的に相手を「思いやる」気持ちから行うものです。

時には厳しい言葉も相手を思いやるからこその言葉であれば、相手にも必ず伝わります。

普段からそのような意識を持って声を掛けることが、声を掛けられた時に相手の気持ちを察することにも繋がります。つまり意思疎通の基本となります。

些細なことかもしれませんが、この些細なことにどれだけ意識を傾けることができるかが個人能力の向上にも関わってきます。

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