上達の心得~練習には繋がりを持たせよう~

上達の心得

練習の本質は2パターンです。1つは「持っている技術を更に伸ばす」、もう1つは「出来ないことを出来るようにする」です。

高校、大学、社会人、プロのような高レベルな域に達すると自分の能力、スタイルが確立され練習のほとんどが前者のパターンに当てられます。

しかし子どもや発展途上の選手は後者のパターンに時間を費やします。というよりもほとんどの練習が必然的に後者となります。

私は現在少年少女を指導していますので練習内容は後者です。そして野球教室という枠ですので全体練習ではなく個人練習です。

今回は個人練習で意識してもらいたいポイントを説明していこうと思います。

個人練習

物凄く抽象的に言うと「自分のやりたいことが出来る練習」です。ですが「あれもやりたいこれもやりたい」ではいけません。上手くなりたい気持ちの表れではありますが着実に進歩していくには複数のことを少し触るだけよりも、1つのことを確実に出来るようになることが大切です。「出来ないことが出来るようになる」出来るようになってから次のステップに移りましょう。

出来ないことをマスターするというのは簡単ではありません。出来ないことだらけの中で順序を決めましょう。順序決めで優先させる考え方は「1.今自分に必要なこと」もしくは「2.出来そうなこと」です。

1.必要のないこと(練習、能力)に対して時間を割いていても仕方ありません。チームにとって必要なピースとなる分野、スキルを考えましょう。

2.自分にとっての武器は多いに越したことはありません。「これならすぐにマスター出来そうだ」と思うものには積極的に取り組みましょう。

上記2項目、自ら考えることが出来れば言う事はありませんが、少年少女にそこまで求めるのは難しいです。指導者の方は強要ではなく共に考え説明し頭と体の両方で理解できるよう導いてあげましょう。

※別記事参照ください 
野球上達!考える力の育成~コミュニケーションの中で正解に導こう~

繋がりを持たせる

タイトルにもしていますが、練習というのは繋がりがなくてはいけません。

例えば、試合で負けたから練習量を増やすというのも1つの繋がりです。

さらに掘り下げれば、負けた原因はバントミス。→バント練習を増やす→バントの構えから指導→バットの持ち方を指導、バント時の目線、バントの心構え等、掘り下げたことを逆から繋げていく作業が重要となります。

私は野球教室で主に打撃指導を行っています。打撃指導を掘り下げていきます。

良いバッターになる→良いスイングをする→良い軌道を作る→良い身体の使い方をする→良い下半身の使い方をする→良い腕の使い方をする→力を抜く→力を抜きやすくする。

というように数々の段階があります。そして段階に沿った練習(分解動作)があり、これをクリア出来ないと次に進めないといった手法を取っています。

例えば、良い腕の使い方をクリア出来ていないのに、良いスイングが出来ることはないのです。勉強ではないので飛び級は出来ません。しっかりと繋がりを持たせることが大切です。

まとめ

良いバッターになるという最終目標。ゴールは1つですが、たどり着くために数々の段階を踏まなければなりません。この段階(繋がり)が見えないまま練習に励むことと、段階を明確にして練習に励むのとでは成長スピードが大きく違います。

そしてこのような練習に取り組むことが出来るのが個人練習です。ただ漠然とバットを振るのではなく、繋がりを持ち有意義な時間を過ごしましょう。

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