ハインリッヒの法則を活かそう~負けないための考え方~

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製造業に携わっている方なら聞いたことがあるかもしれません。

本来は事故の発生についての経験則ですが、野球に置き換えることで選手、チームの育成に役立つものとなります。

今回はハインリッヒの法則とはどういうものなのかを説明していきます。

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ハインリッヒの法則とは

1:29:300の法則とも呼ばれるこの法則の概要は

1件の重大な事故の背景には29件の軽度のミスがあり、29件のミスの背景には300の目に見えないミス(ヒヤリハット)が存在するというもの。

野球におけるハインリッヒの法則

では野球に置き換えてみます。

1件の重大な事故は野球で言うところの「負け」を指します。

そして29件の軽度のミスというのは「エラー」「バントミス」「四死球」等のミスを指します。

300件の軽度のミスは更に細かい「アップ不足」や「寝不足」等が挙げられます。

ハインリッヒの法則を基にした追求

試合後、特に負けた時のミーティングはどういった内容を話し合いますか?

多くのチームが目に見えるミスを指摘するだけで終わってしまい後味の悪いものになっています。

しかし、ミスは誰にでもあるものです。ミスしたくてするような人はいません。

なんで捕れないんだ」「なんで打てないんだ」こういったミーティングは選手のやる気を奪います。

そして根本的な解決が為されていないので同じミスを繰り返します。

そうならないように、まずは原因を追究しましょう。

(例)

・エラーをした。(目に見えるミス)

なぜエラーしてしまったか。

・イレギュラーしたから。(目に見えるミス)

なぜイレギュラーしたのか。

・グランドが荒れていたから。地面をならしていなかった。(目に見えるミス)

なぜ地面をならさなかったか。

・その時は気付かなかった。(目に見えないミス)

なぜ気付かなかったのか。

・視野が狭かった。(目に見えないミス)

では他の選手からもそういった注意はなかったのか。

・なかった(目に見えないミス)

解決策:次回からはグランド状況も頭に入れ、選手同士の事前の掛け声を怠らない。

このように「なぜ」を繰り返すことで目に見えないミスを追究し解決策を練ることができるようになります。

表面のミスを咎めているだけでは決して真の原因は見えてきません。

「イレギュラーしたから捕れなくても仕方ない」こんな風に思っていては何も改善されません。

まとめ

今回はイレギュラーによるエラーを例題に挙げましたが、どんな些細なことにも応用できるのがハインリッヒの法則です。

「負け」「失敗」には必ず理由があります。そして目に見えない理由というのは数えると膨大な量となることがあります。

ということは日頃から、その膨大な量のミスを犯し続けているということになるのです。

ハインリッヒの法則を逆に捉えると、300件の目に見えないミスを犯さなければ、29件の目に見えるミスはなくなり、1件の重大な事故には繋がらないのです。

強いチーム、能力の高い選手ほど細かい部分まで管理されています。

「細かい部分までキチっとする」口で言うのは簡単ですが実際に理解している方は何人いるのでしょう。

そういう意味でハインリッヒの法則は細かい部分を具体的に洗い出すことのできる手段として非常に有効ですので、是非活用してみてください。

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