スポーツに欠かせない水分補給の大切さ~酷暑を乗り越えよう~

トレーニング・ケア

近年は水分補給を積極的に行うチームがほとんどですが、ひと昔前は水分補給を「してはいけない」というのが常識のようにまかり通っていました。

私も十数年前までは高校球児でしたが練習中の水分補給は指導者の目を盗んで行っていました。

私よりも上の年代の方は更に過酷な環境で過ごされてきたかと思います。このようにして育った世代の指導者も現代では水分補給を促していると思いますが、水分補給には目的があります。

周りがうるさいから、時代がそうだから、と仕方なしに水分補給をさせている指導者も実際にいます。それは良くないですよね。

暑いから、倒れられると困るから、これも目的が明確ではありません。今回は何故水分補給が必要なのかを説明していきます。

水分の働き

ほとんどの方がご存知だと思います。「人間の身体はほぼ水分」でできています。

成人男性では体重の約60%が水分です。接種した水分は体液となり全身を循環します。この体液は命に関わる役割を果たしています。酸素や栄養分を細胞に運び老廃物を排泄します。そして体温が上がったときは皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して体温を保つ働きをします。

水分不足

上記で水分の働き、水分の仕事を分かっていただけたかと思います。ということは水分不足が命に直接関わるということも分かっていただけますよね。

夏場は立っているだけで汗が噴き出します。つまり水分が体外へと放出されているということです。唾が出なくなり、汗をかかなくなるという経験をしたことはありませんか?私は何度も経験しましたが、これは身体が危険な状態になっている信号です。放っておくと本当に命に危険が及びます。

基本的には喉が渇いたと思う前に水分補給するようにしましょう。

ケガ予防

水分不足になると集中力が散漫になります。集中力が低下した状態での練習はケガに繋がります。水分補給で事故、ケガの確率を少しでも低くできます。

パフォーマンス向上

発汗により体内の水分が減少すると体温が上昇し運動能力や思考力も低下します。つまりベストパフォーマンスができないということです。常に満足なプレイをすることも水分補給の目的です。

スポーツドリンク

スポーツドリンクには種類があります。

●アイソトニック飲料→→「等張液」という意味です。糖質が約4%~6%と体液に近い浸透圧であるために発汗によって体液が薄くなっている身体に対しては吸収速度が落ちます。運動前後に飲むことをおススメします。

主に

・ポカリスエット

・アクエリアス

●ハイポトニック飲料→→「低張液」という意味です。塩分や糖質が低めで安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料です。発汗で体液が薄くなっている時は水分が速く吸収されるので運動中、運動直後の水分補給におススメです。

主に

・OS-1

・ポカリイオンウォーター

・低カロリー、もしくはゼロカロリーのもの

夏場の上手な水分補給

水分補給が大事だからと言ってガブ飲みしてはいけません。ガブ飲み対策として温度をぬるくする工夫もありますが、それでは飲んだ「気」がしません。

先述しましたが水分不足は集中力の低下にもなります。一度の水分補給で気持ちの面でもリセットし「飲んだ」という感覚を持たせる必要があります。

●キンキンに冷やした水分約100mlを口の中に含めた状態で5秒キープしてから飲み込みましょう。口内冷却されることでガブ飲みするよりも満足感を得られることができますので、気持ちも爽快になり多量摂取も防げます。

まとめ

近年の夏は猛暑から酷暑と呼ばれるようになり外に出るというだけでも危険と隣り合わせの状態になっています。そんな中でハードな練習をする選手は本当に凄いと思います。そんな選手達を支える1つの手段が水分補給です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました