野球において強豪チームに勝つには流れを読もう~あみだくじと同じです~

戦略・戦術

試合において「流れ」という言葉を聞いたこと使ったことはありませんか?

目に見えるもの(物体)ではないので具体的ではなく表現が曖昧になってしまいますが、実際に試合では「流れ」が存在し勝敗を大きく左右します。

「流れ」が勝負を決めるといっても過言ではありません。

つまり勝つためには「流れ」を的確に読む能力、掴む能力を備えていなければなりません。

目に見えないものをどうやって読むんだ、掴むんだ?という方は参考程度にはなると思いますので是非最後までお付き合いください。

あみだくじ

「あみだくじ」はご存知ですよね。選択肢分の縦棒を引き、その間に横棒(※はしご)を引く。そして各自が何を引き当てるか。という至ってシンプルなくじ引きです。

流れを読めないという人はこの「あみだくじ」をイメージしながら試合に臨んでください。

突拍子のない発想と思われる方もいるでしょうが、最後まで読んでいただいた頃には納得していただけると思います。

では、何故あみだくじなのか順を追って説明していきます。

くじ決めはチーム力の差

試合において勝敗の割合を大きく占めるのがチーム力です。チーム力が明確に数値化されることはないですが自チームと相手チームにどれぐらいの差があるかは試合前にある程度把握できますよね。

つまり試合前の時点で試合結果というのはある程度決まっています。

「あみだくじ」に例えると縦棒を2本引き横棒(はしご)がない状態で相手の線の先に「勝ち」が記されている状態です。

はしごを掛ける

試合前から勝敗(くじの行き先)が決まっていると表現しましたが、試合は思うがままに進むものではありません。大きなミスから目に見えないミスを含めて必ずと言っていいほど何かが起こります。

それが「はしご」となります。1本でもはしごが掛かると辿り着く先は入れ替わります。

形にすると「H」ですね。なんとなく分かっていただけたでしょうか。

何故はしご?

「はしご」という用語そのものが単なる例えなのでしっくりこない方もいると思います。

はしごとはターニングポイント。つまり「分岐点」です。

試合を進めていると「ここだ!」と感じる場面があると思います。

攻撃側、守備側の両方で捉え方は違います。

「ここで出塁できれば!ここで点を取れれば」「ここを抑えられれば、何とか最少失点で切り抜けられれば」野球経験者はこういった展開を必ず経験していると思います。

これがターニングポイント(分岐点)です。つまり「はしご」が掛かった状態です。

しかし「はしご」を掛けただけではいけません。劣勢側は渡りきらないと流れの形勢逆転とはなりません。

そしてはしごを掛けられた優勢側は渡らせてはいけません。

※あみだくじの横棒を「はしご」と表現しているのは横棒を引いた後に「渡る」という作業があるからです。

「流れ」と「リズム」の勘違い

間違ってほしくないことは「リズムが良い=流れが良い」ということではない。ということです。流れは物事やアクションが起こって初めて発生します。

例えば三者凡退に抑えた時に「流れが良い」と考えるのは間違いです。攻撃で例えると先頭打者が出塁し、犠打で進塁からヒットで得点。これもリズムの良い攻撃であって流れが良いとは言えません。「リズムが良い」というのは、はしごを掛けただけであり、まだ渡り始めていない状態だと思ってください。

「流れが良い」とは掛けたはしごを渡りきった状態です。

ではどうやって流れを引き寄せるか?相手のミスに便乗することも一つの「流れ」ですが、自分たちの力で流れを引き寄せるためにはどうすればいいか?いや、どうしないといけないか?

主に選手起用(ピッチャー交代、代打、代走)による役割を全うした時、攻撃においては自分たちの思い通りに事が運んだ時だと考えてください。

※別記事「仮想強豪チーム~どうやって勝つ~」にて勝ち方について詳しく解説していますのでこちらをご参照ください。→https://koba-baseball.com/how-to-win/

人が代われば結果も変わる。選手起用は良い流れを作ることもありますが、悪い流れを呼ぶこともありますので特に注意しましょう。

非常に抽象的に感じる方もいらっしゃると思いますが、冒頭で説明したように目に見えないものですのであり相手によって流れが変わる条件も異なります。

ですが劣勢状態であれば迷っていても仕方がありません。流れが分からずとも「ここだ!」と感じることがあると思います。「ここだ!」と感じる大抵の場合は良いリズムが生まれている時、もしくは「ここを踏ん張ってほしい」と思うときです。放っておいてもどうせ負けるんです。思い切って采配を振るってみましょう。

まとめ

この記事では流れを「あみだくじ」「はしご」で表現しました。試合は「はしご」の掛け合いです。

勝ちに進んでいる場合は、いかに自らはしごを掛けないように進めるか、負けている場合はいかにはしごを掛けるかです。はしごを掛けたなら渡りきる。掛けられたなら渡らせない。このイメージで攻防を繰り広げることができれば自然と嗅覚は身に付いていきます。

流れが読めるようになれば、悪い流れになる前に手を打つことも可能になります。

「時すでに遅し」という言葉があります。流れをつかみ損ねたり、気付けば相手の流れになっていた等が負けるチーム、勝てないチームの特徴です。

相手の動き(はしご)を潰してから動き始めるというのも一つの手段ですよね。

是非「あみだくじ」を連想して試合に臨んでみてください。

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