野球上達!考える力の育成~コミュニケーションの中で正解に導こう~

上達の心得

唐突ですが、私はプロ野球選手にはなれなかった人間です。

なのでプロ野球選手になる方法は教えることが出来ないし、そもそも分かりません。

しかしプロ野球選手になれない方法なら分かります。自らの学生野球生活を振り返った時に何が足りなかったかと思うと、努力、自主性、様々な要因がありますが最終的にたどり着くのが思考力です。

数ある要因の根底には必ず思考が存在します。問題なのは思考が浅いか深いかです。

考え方を知ってるか知らないかです。この差が努力、自主性、その他多くの要因に大きく影響するということを現役晩年に気付きました。

現在は子どもを指導する立場になり、体力、技術と共に思考力を身に付ける訓練にも時間を割いています。今回は私が実際に行っている思考力を上げる(深める)方法を説明していこうと思います。

記憶に残すには

誰もが必ず経験する「忘れる」「覚えられない」という現象。これを単に頭が悪い、物覚えが悪いという言葉で片づけてはいけません。

なぜ記憶に残らないのか、、、経験してきた私自身の答は「興味が向いていないから」「印象に残っていないから」そして最大の要因は「自分で考えたことじゃないから」です。

興味がないものも、印象に残らないものも、自分で導き出したことは記憶に残ります。

子どもの育成に「質問」は不可欠ですが、ただ質問を繰り返し受け答えさせるだけではなく、1つの結論に自らの考えとして導いてあげることが大切です。

そうやって自分で導き出した結論は記憶に残りやすいという結果を実際に子どもたちを指導するようになって肌で感じています。

結論に導く

例えば、努力や自主性の大切さを教えたいときに「努力しなさい」「家でもバットを振りなさい」「練習のない日も走りなさい」「努力しないと試合で活躍できないよ」と言っても、言われた通りにする子はほとんどいませんし、言われたことさえ忘れてしまいます。

しつこく繰り返し言っても言葉が右から左に流れるだけです。

同じように努力、自主性の大切さを指導したい時、私なら試合で活躍するためにはどうしたらいい?と質問します。ほとんどの子は「いっぱい打つ」「抑える」と答えます。

この1つ目の回答から掘り下げていきます。「いっぱい打つためにはどうしたらいい?」→「バッティング練習する」→「どのぐらい練習すればいい?」→「いっぱい」→「ということは?」→「家でも練習する」となります。

このように自分で考え結論に至るよう導いてあげることが大切です。

重要なのは自分の口から答を出すことです。先述した通り自分で考えたことというのは記憶に残ります。

「なぜ?」「どうして?」「どうやって?」「ということは?」を繰り返すことによって物事の真意、原因に到達することができます。そして子ども本人が問題を掘り下げられるようになります。

言われずとも自ら真の結論に到達することができるようになれば、自発的に必要なことを考え導き出せるようになります。この思考力が練習や試合に大きな影響を与えてくれることは間違いありません。

野球に係わらず子どもの指導、成長には必要不可欠な能力だと思います。是非試してみてください。

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