得点力を上げるためには?得点圏の攻撃パターン。~走者二塁編~

戦略・戦術

得点圏=二塁及び三塁に走者がいる状況。今回は走者が二塁のみの場合の攻め方について書いていこうと思います。攻撃の基本は走者を得点圏に進めることです。特に好投手を相手にした場合はチャンスを作ることは難しく得点圏に進めたものの得点に結びつけられないということは往々にしてあります。

ヒット待ちなのか、策を講じるのか、打順の巡り合わせで得点方法は異なります。

無死、一死、二死、アウトカウントが変われば当然攻撃方法も変わってきますので、この3パターンを項目別に説明していきます。読者の方には「自分ならこうする」とイメージしながら読んでいただければと思います。

無死二塁から

基本は一死三塁を作りたいですよね。ヒット以外では犠飛、スクイズ、軽打で得点に繋ぐことができ内野が前進守備を敷いた場合は思い切って強振もできます。他力本願は良くないですが守備にもプレッシャーを与えることができエラーの可能性も高くなります。攻撃のバリエーションが多いので最低でも一死三塁の状況にするのがベストかと思われます。

●ヒットによる得点待ち

無死ということで以降3人のうち1人でもヒットを打てば高確率で得点することができます。この3人というのがどういったバッターかで選択肢が割れますよね。3,4,5が並ぶのか、1,2,3なのか、7,8,9なのか巡り合わせは様々です。しかし采配というのは考えることは良しとしても迷ってはいけません。この場合は3人目の打者で判断しましょう。なぜかと言うと二死二塁はチャンスであってチャンスではないからです。二死二塁から得点するためにバッターに求められるのは出塁のみ(ヒット、四死球)です。凄く厳しい条件だと思いませんか?無死または一死であれば凡退しても次打者が控えています。しかし二死で回ってきた場合は凡退した時点で攻撃が終わってしまいます。

3人目の打者によっぽど期待できる選手が控えている場合は、前2人を含め「ヒットを待つ」という選択もできます。

●ヒット以外での得点

一死三塁を目的とした場合、バント(セーフティーバント)や進塁打、軽打で進塁させることがベターだと思います。私個人の意見で状況にもよりますが、どうしても一死三塁を作りたい1点を争う状況であれば、どんなに強打者でもヒットを望みません。逆に1点では足りない、追加点を取りたい場合は期待できる打者であれば強行を試みてもいいかもしれません。ただ、期待できる打者だから打たせるというわけでもなく、ランナーの走力、次打者、次々打者の打力を鑑みての判断です。

一死三塁が整えば先述した通り幅広いバリエーションで得点を狙えます。

一死二塁から

自分が守備側のプレーヤーだとして一死二塁ではどういった言葉を掛けますか?おそらく1番多いのが「二死三塁」OK!だと思います。理由は二死三塁ということはバッターをアウトにしてしまえば攻撃を終わらせることができるからですよね。つまり攻撃側は一死二塁の状況から進塁打で二死三塁を作ったとしても相手の望んだ攻撃でしかないということになります。よく目にするのが追い込まれてもないのに進塁打を狙った打撃。なぜわざわざ相手がOKだと言っている状況を自分がアウトになってまで作らないといけないのか。この場面での進塁打はヒットを狙った上での結果で十分です。「最低限の仕事(進塁打)」という言葉がありますが、よく考えてみてください。二死二塁からのヒットで得点できませんか?

かなり偏った思考かもしれませんが「できる」と思われた方は今後一死二塁からの進塁打は「意味がない」と捉えても間違いではありません。もちろんランナーの走力、相手の守備陣を考慮してではありますが。私なら「進塁打を打つぐらいなら最後までしっかり振ってこい」とバッターを送り出します。

●一死三塁

一死二塁ということは、一死三塁をつくる機械がまだあるということです。つまり盗塁。

何度も述懐していますが一死三塁は得点する絶好のパターンです。無死二塁、一死二塁の場面では、まずどうやって一死三塁を作るかを考えてみてください。逆に自分が守備側の場合も相手は一死三塁を作りたい状況だと考えれば、相手の攻撃を読むこともできますよね。

二死二塁から

ヒット、出塁待ちです。

まとめ

二死から「単打→盗塁」「二塁打」等の場合を除いて、無死及び一死の場合は、いかに二死目で得点できるかを考えましょう。より高い確率でつくれる、または得点できるパターンは一死三塁です。

ヒット待ちを期待できる選手がいるチームは問題ないと思いますが、それでも打って3割です。野球は確率のスポーツでもあります。効率的な攻め方は打つだけではありませんし、進めるだけでもありません。

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